エンコーダ逓倍器 SB64A S1/S2

SB64A S1

 

images/WB01158_.GIF (255 バイト) 概要

エンコーダ逓倍器(インタポレータ)SB64Aは、正弦波出力エンコーダのアナログ出力を分割して、
さらに高分解能を得る為に開発されたボードです。分割後、A,B相は、矩形波出力されます。
エンコーダ逓倍IC(SM3471AB/セイコーNPC)を採用し、大幅コストダウンしました。
SB64Aは、A相B相正弦波入力信号を最大各16分割できますので、64逓倍器として使用できます。
分割設定は、DS2で設定します。設定値は、2,4,8,16(逓倍)が選択可能です。
シングルエンド入力タイプ:SB64AS1と差動入力タイプ:SB64AS2があります。

WB01158_.GIF (255 バイト) 特長

[行頭文字] 高速応答、高精度

     ◇入力周波数:最大300KHz

[行頭文字] A、B相矩形波出力

     ◇出力周波数:A,B各出力 最大2.5MHz

[行頭文字] 電圧差動型ラインドライバで出力 

[行頭文字] 逓倍数切替機能:×2,4,8,16から選択

WB01158_.GIF (255 バイト) 仕様及び回路構成

仕様

項目

仕様

備考

入力信号電圧範囲

エンコーダからのA相正弦波信号、B相正弦波信号 Z相信号(MIN:+1〜MAX:VDD−1V/または±2V)

シングルエンド入力:S1
差動入力:S2

出力信号

A相矩形波信号、B相矩形波信号、各2〜16分割
Z相矩形波信号/パルス幅:330μS±80μS(パルス幅はコンデンサ交換により変更可能)

出力回路:ラインドライバAM26C31ID

最大入力応答周波数

300KHz MAX

 

最大出力周波数

2.5MHz MAX

 

角度誤差

A,B相矩形波出力(16逓倍)  Max:6度
 

 

入力周波数=10KHz
シングルエンド入力時
入力振幅=3.0pp
エンコーダの正弦波出力の一周期をTpinとする

電源電圧

DC+5V±5%、DC−5V±5% 

逓倍器+5Vのみ使用

消費電流

+5V/500mA MAX,−5V/100mA MAX

動作温度

0℃ 〜 +50℃

 

保存温度

−30℃ 〜 +80℃

 

 

回路構成

 


定格及び仕様

SB64A 仕様書 ダウンロード


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